「クリックポストが印字できない…どうしよう？」そんな経験、ありませんか？発送準備は万端だったのに、いざ印刷しようとしたらPDFが開けなかったり、真っ白の紙しか出てこなかったり…思わぬトラブルに戸惑った方も多いのではないでしょうか。
クリックポストは、スマホやパソコンからラベルを作成し、手軽に郵便物を発送できる便利なサービス。ですが、印字の段階でつまずいてしまうと、「これじゃ送れない！」と焦ってしまいますよね。
この記事では、そんな印刷トラブルに直面したときの対処法を具体的に、やさしく解説していきます。「印字できない原因は何？」「スマホからでも本当に印刷できるの？」といったよくある疑問にも丁寧にお答えします。
スマホ派の方もパソコン派の方も、この記事を読めば安心してクリックポストを使いこなせるようになりますよ。初心者の方でも理解しやすいように、ステップごとに解説していますので、焦らず一緒に確認していきましょう。
クリックポスト印字トラブルの概要
クリックポストとは？基本情報と利用方法
クリックポストは、日本郵便が提供する全国一律運賃で発送できるサービスで、全国どこへでも同じ料金で荷物を送れるという大きな利便性があります。主に厚さ3cm以内・重さ1kg以内の荷物に対応しており、フリマアプリや個人間の発送でもよく利用されています。
このサービスの魅力は、郵便局に行かずに自宅でラベルを印刷してポスト投函できる手軽さにあります。ラベル作成はパソコンやスマホから行え、料金もクレジットカードなどで簡単に支払えるため、慣れてしまえば数分で完了してしまうほどの手軽さです。
ただし、ラベルの印字が正しくできないと発送できないという点には注意が必要です。印刷されたラベルが不鮮明だったり、サイズがズレていたりすると、配達不能となることもあるため、印刷環境の整備がとても大切になります。特にスマホやタブレットから操作する場合は、対応しているプリンターやアプリを正しく設定しておくことが成功のカギとなります。
これからクリックポストを始める方や、印字トラブルに悩んでいる方は、ぜひ正しい手順と環境をチェックして、スムーズな発送を目指しましょう。
印字できない原因を探る
クリックポストの印字がうまくいかない原因は、主に以下のようなものがあります。ひとつずつ確認していくことで、思わぬ盲点が見つかることもありますよ：
- スマホやパソコンのブラウザ設定の不備：ポップアップブロックが有効になっているとPDFが開かないことがあります。また、JavaScriptが無効になっていたり、古いバージョンのブラウザを使用していると正常に動作しないことも。
- PDFファイルの表示不具合：PDFが正しく表示されないと、印刷そのものができません。特にスマホでは、内蔵ビューアの仕様によりPDFが一部表示されなかったり、正しいサイズで開けないこともあります。
- プリンターとの接続エラー：Wi-Fiの不安定さやプリンターの待機状態、インク切れなど、思わぬ原因で印刷できなくなるケースも少なくありません。パソコンやスマホとプリンターの接続状況はしっかり確認を。
- iPhone特有の印刷制限：AirPrint非対応のプリンターでは印刷ができない、または設定が非常に限定されていることがあります。印刷倍率や用紙サイズがうまく設定できないこともあり、iPhoneユーザーは特に注意が必要です。
それぞれの原因には対策がありますので、順を追ってチェックすることが大切です。
原因を突き止めれば、解決策は意外とシンプルなことも多いんです。
ユーザーのよくある質問と回答
「Safariから印刷しようとすると真っ白になる」「アプリから印刷ってできるの？」「PDFが開けない！」など、クリックポストの印刷に関しては、初めて使う方がつまずきやすいポイントがいくつかあります。
例えば、SafariでPDFを開こうとすると、ファイルが正常に読み込めず真っ白な画面になってしまうというトラブルが多く報告されています。これはブラウザの仕様や、PDF表示の互換性によるもので、ChromeやFirefoxなど他のブラウザを使えばスムーズに印刷できることがほとんどです。
また、iPhoneユーザーからは「そもそもアプリで印刷ってできるの？」という質問もよくあります。基本的にクリックポストは専用アプリを使わず、Safariなどのブラウザからアクセスしますが、印刷の段階でプリンターのアプリ（たとえばCanon PRINTやEpson iPrint）を使う必要がある場合も。アプリを使う場合は、印刷サイズの設定や余白調整に注意が必要です。
「PDFが開けない」という声も少なくありませんが、これはブラウザのPDF表示設定や、iPhoneのファイルアプリに正しく保存されていないケースなどが原因として考えられます。その場合は、一度ファイルをダウンロードしてから別のアプリで開くことで解決することが多いです。
このようなよくある疑問に一つひとつ答えながら、具体的な対処法を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
スマホ（iPhone）での印字方法
スマホからのクリックポスト印字手順
- 日本郵便のクリックポスト公式サイトにアクセスし、アカウントにログインします。
- 発送する荷物の情報を入力してラベルを作成し、”印字用PDF”のリンクをタップして表示させます。
- 表示されたPDFが画面に現れたら、iPhoneの画面下部または上部にある共有アイコン（四角に上向きの矢印）をタップします。
- 表示されたメニューの中から「プリント」を選択します。
- 接続されているプリンターを選び、「印刷」をタップして完了です。
この手順をスムーズに進めるには、AirPrint対応のプリンターを使用しているかどうかがとても重要です。AirPrintに対応していないプリンターの場合は、メーカー専用の印刷アプリ（例：Canon PRINTやEpson iPrintなど）をダウンロードして利用する必要があります。
また、印刷前にはPDFが正しく表示されているか確認することも忘れずに。PDFが一部欠けていたり、サイズが極端に小さく表示されている場合は、正しく印刷されないことがあります。そのような場合は、一度「ファイルに保存」してからプリンターアプリなどで開く方法を試してみてください。
さらに、印刷設定で「用紙サイズ」や「倍率」を確認することもポイントです。とくにiPhoneでは印刷サイズの初期設定が縮小表示になっていることがあるため、「実際のサイズ」「100%」などを選ぶようにしましょう。
こうした細かな工夫で、スマホからでもストレスなくクリックポストのラベル印刷ができるようになりますよ。
Safariでの印字トラブルと対策
SafariではPDFが正しく表示されないケースがあります。特にクリックポストのラベル印刷の際に、PDFが真っ白になったり、途中で切れて表示されてしまったりと、思わぬ表示エラーに悩まされることがあります。これは、Safariの仕様やPDFレンダリング処理が原因となる場合が多く、特にiPhoneやiPadで発生しやすい傾向にあります。
このような場合にまず試してほしいのが、
- ChromeやFirefoxなど、他のブラウザを使ってアクセスしてみること。これだけでスムーズに表示・印刷できることが少なくありません。
- または、SafariでPDFが正しく表示されないときは、PDFを一度「ファイルに保存」してから、ファイルアプリや他のPDFビューア（Adobe Acrobatなど）で開いて印刷するという方法も非常に有効です。
- iPhoneの共有機能を使って、PDFを他のアプリに送ってから開き直すというワンクッションも、エラー回避につながります。
特にフリマ発送などで時間がないときは焦ってしまいがちですが、一呼吸おいてブラウザやアプリを切り替えてみることが解決の近道になります。
アプリ利用時の注意点
一部のプリンターアプリでは、印刷サイズがズレることもあるので要注意です。たとえば「用紙に合わせて縮小」などの設定がデフォルトになっていると、ラベルサイズが変わってしまい、バーコードが読み取れない恐れもあります。
印刷前には必ず設定を確認し、「実際のサイズ」や「100%」に設定して印刷することが重要です。また、プリンターによっては「余白を最小にする」オプションをオンにすると、より正確なサイズで印刷できることもあります。
細かい設定にはなりますが、ここを見落とすと配送エラーにつながりかねないので、一度だけでなく、毎回確認するクセをつけると安心です。
パソコンでの印字方法と問題対処
PCでの印字手順と環境設定
クリックポストをパソコンから印刷する場合、いくつかのポイントを押さえておくと、よりスムーズで確実にラベルを作成できます。以下の手順を確認しながら進めてみましょう。
基本手順は以下の通りです：
- ブラウザから日本郵便のクリックポスト公式サイト（https://clickpost.jp）にアクセスし、アカウントにログインします。
- 荷物のサイズや宛先などの必要な情報を入力して、ラベル作成まで進めます。
- ラベル作成が完了したら、表示される「印字用PDF」をクリックしてダウンロードします。
- PDFは直接ブラウザで開かず、一度パソコンに保存してから、Adobe Acrobat Readerなどの専用アプリで開きましょう。
- 印刷時には「用紙サイズA4」「倍率100%（実寸）」などの設定を確認し、適切なサイズで出力されるように調整します。
ブラウザはChromeまたはEdgeが推奨されており、Internet Explorerや一部の古いブラウザでは動作不安定になる場合があるため避けた方が無難です。
また、プリンターとの接続確認も忘れずに行いましょう。無線LANを使用している場合は、Wi-Fi接続の安定性や、プリンタードライバが最新のものかどうかもチェックしておくと安心です。
このように、印刷トラブルを未然に防ぐためには、ブラウザやPDFの扱い方、プリンターの設定まで含めた全体の環境を整えておくことが大切です。
PDFファイルの作成と印刷方法
PDFを正しいサイズ・形式で印刷するには、まずブラウザで直接印刷せず、一度ファイルをダウンロードすることが大切です。特にクリックポストでは、ラベルのサイズが規定されているため、少しでも縮小されるとバーコードが読み取れず、配送できないリスクがあります。
おすすめは、ダウンロードしたPDFをAdobe Acrobat Readerなどの専用ソフトで開くこと。Adobeでは「実際のサイズ」や「カスタム倍率100%」を選択できるため、正確な出力が可能です。印刷前には「ページの拡大／縮小」が「なし」または「100%」に設定されていることを確認してください。
また、プリンターによっては印刷時に自動で余白を追加する設定がオンになっている場合があります。そのため、「用紙に合わせて印刷」や「用紙全体を使用」のチェックを外すことで、より原寸に近いラベルが印刷できます。
エラー発生時の対処法
「印刷が途中で止まる」「PDFが開けない」「印刷ボタンを押しても無反応」など、トラブルに遭遇することも少なくありません。そのような場合には、以下の方法を試してみましょう：
- プリンタードライバを最新版に更新する：古いドライバではPDF印刷に不具合が出ることがあります。
- PCを一度再起動する：一時的な不具合やバックグラウンド処理の影響で印刷が止まることがあります。
- 別のPDFビューアや別ブラウザを使う：特にEdgeやChromeで不具合が出る場合、Firefoxや他のPDFビューアに切り替えることで改善されることがあります。
- プリンターの設定をリセットする：特定の設定（両面印刷や節約モードなど）が原因でラベルが正しく出力されない場合も。
それでも改善しない場合は、プリンターの取扱説明書や公式サポートサイトを確認するのがおすすめです。トラブルの原因を一つずつ丁寧に探ることが、確実な解決への近道になりますよ。
クリックポスト印字の再印字手順
再印字が必要なケース
- 印刷ミスをしてしまい、ラベルの一部がかすれたり、文字が読み取れなかった場合
- 印刷後に用紙を折ってしまったり、濡らしてしまったりして、配送に支障が出る状態になった場合
- 用紙サイズを間違えて印刷し、ラベル全体が収まらなかったり、バーコードが欠けてしまった場合
- 自宅以外の場所で印刷したが、ラベルを忘れてきてしまい再印刷が必要な場合
- 印刷後に配送日を変更してラベルの有効期限が切れそうなときに、再確認のため再印字したいケース
このようなときは再印字が可能です。クリックポストでは、支払い後7日以内であればマイページから何度でもラベルを再印刷できる仕組みになっているため、うっかりミスにも安心です。
再印字の具体的な手順
再印字の手順はとてもシンプルですが、手順を間違えると正しく印刷できないこともあるため、以下を参考に一つずつ確実に行いましょう。
- まず日本郵便のクリックポストの公式サイトにアクセスし、自分のアカウントにログインします。
- トップページまたはメニュー内の「マイページ」から「過去の発送履歴」を選び、過去に購入・作成したラベルの一覧を表示します。
- 再印字したい対象のラベルを探し、「詳細を見る」または「印字」ボタンをクリックします。
- 表示されたPDFファイルを開き、印刷の準備を行います。ここでも「実寸」「倍率100%」の印刷設定を忘れずに確認しましょう。
- 印刷前に、接続されているプリンターの設定や、印刷用紙サイズがA4であることをもう一度チェックし、問題なければ「印刷」ボタンを押して再印字を完了します。
※再印字が可能な有効期間は支払い後7日以内となっているため、それを過ぎるとラベルの表示ができなくなります。印刷ミスや破損に気づいた時点で、できるだけ早めに対応しておくと安心です。
印字サイズや厚みの調整方法
クリックポストのラベルを正確に印刷するためには、プリンタ設定で「用紙サイズ」や「印刷倍率（100%）」をしっかり確認しておくことが大切です。特に倍率設定が「自動調整」や「用紙に合わせて縮小」になっていると、ラベルのバーコード部分が読み取りづらくなってしまい、郵便局で受け付けてもらえないケースもあります。
印刷倍率は必ず「100%」や「実寸」に設定し、用紙サイズは通常「A4」を選択します。また、印刷画面で「余白をなくす」や「中央配置」などのオプションがある場合は、それらも調整して、ラベルが真ん中に正しいサイズで印刷されるようにするとより安心です。
さらに、ラベルを厚紙に印刷したいときや、宛名がにじまないようにしっかりした紙を使いたい場合は、プリンタの「手差しトレイ」を使うのがベスト。通常の用紙トレイに厚紙を入れてしまうと紙詰まりの原因になったり、印刷がうまくできなかったりするので注意が必要です。
また、印刷品質も「標準」ではなく「きれい」や「高品質」に設定することで、バーコードの線がよりクリアに出て、読み取りエラーを防ぎやすくなります。
こうした細かい設定を丁寧に確認することが、スムーズな発送への近道です。一度設定してしまえば、次回からも安心して使えるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
印字問題の解決策まとめ
トラブル解決のポイント
クリックポストの印刷トラブルに直面したとき、あわてていろいろ試すよりも、まずは基本のチェックポイントを一つひとつ丁寧に確認するのがコツです。以下のような対処を試してみましょう：
- PDFは一度保存してから印刷する：ブラウザ上で直接印刷すると、縮小されたり一部が表示されなかったりすることがあります。まずは「ファイルに保存」してから、Adobe Acrobat Readerなどで開いて印刷することで、表示と印刷のズレを防ぎやすくなります。
- ブラウザを変えて試す：SafariではPDFがうまく表示されないこともあります。そんなときはChromeやEdge、Firefoxなど別のブラウザに切り替えてみると、正常に表示されることが多いです。
- AirPrintやプリンタアプリの設定を見直す：スマホで印刷する場合は、AirPrint対応かどうかや、プリンターアプリの「印刷サイズ」「余白設定」などが重要です。「縮小して印刷」がオンになっていないか、「倍率100％」「中央配置」が設定されているか確認しましょう。
- 用紙サイズやプリンタの給紙設定を確認する：A4サイズになっているか、厚紙を使うときは手差しトレイを使っているかもチェックポイントです。
これだけでも多くの印刷トラブルは解決できます。印刷環境や使用デバイスによって最適な対処法は異なることもあるので、焦らずに一つずつ試してみることが一番の近道です。
参考情報とリンク集
以下に、クリックポストに関する公式の参考情報をまとめています。印刷に関する不明点が解消しきれない場合は、こちらのページを確認することで、より詳細な仕様や最新のサポート情報を得ることができます。
- クリックポスト公式サイト：ラベルの作成や支払い、発送手順に関する詳細が確認できます。
- 日本郵便お客様サポートページ：印刷に関するQ&Aや、トラブル時の問い合わせ方法など、郵便局全体のサポート体制に関する情報があります。
- Adobe Acrobat Readerダウンロードページ：PDFファイルの閲覧・印刷に適した無料ソフトの公式配布ページ。ラベル印刷精度を高めたい場合におすすめです。
- [各プリンターメーカーの公式サポートページ]（例：Canon、Epsonなど）：お使いのプリンターごとの設定手順やアプリのダウンロード方法を確認する際に便利です。
利用者の体験談とフィードバック
「印字ができなくて焦ったけど、Chromeから試したらすぐ解決した」「iPhoneの“ファイルに保存”機能がこんなに役立つとは！」「PDFが真っ白で焦ったけど、別のブラウザで試したらうまくいったよ」といった、実際のユーザーの声にはリアルなヒントが詰まっています。
また、「プリンターアプリの設定を変えただけでキレイに印刷できた」「手差しトレイを使うと厚紙もスムーズに印刷できた」など、ちょっとした工夫でトラブルを乗り越えた体験談も多数寄せられています。
印刷がうまくいかず困ったときは、こうした生の声を参考に、柔軟な視点で対処してみるのもおすすめです。
まとめ
クリックポストの印字ができないときは、まず原因を落ち着いて探ることが大切です。「プリンターが反応しない」「PDFが開かない」「サイズが合わない」など、困った状況に直面しても、ひとつずつ原因を確認していけば、必ず突破口は見つかります。
この記事では、スマホやパソコン、そして印刷アプリのそれぞれの観点から、具体的な解決策をまとめてきました。環境設定や操作方法を少し工夫するだけで、トラブルは意外と簡単に解決できることも多いんです。
特に初めて利用する方にとっては、不具合が出たときに「もう無理かも…」と感じてしまうもの。でも、「もうダメかも…」と思ったときほど、ちょっとした工夫がカギになるんですよね。PDFの保存場所を変えてみたり、別のブラウザを試したり、設定を見直したり——それだけでうまくいくこともたくさんあります。
焦らず、落ち着いて、一歩ずつ。この記事を何度でも見返して、トラブルを乗り越えてくださいね。あなたのクリックポスト利用がもっとスムーズになりますように。
